あなたはどのタイプ?薄毛・はげ方からみる5つの主な脱毛症

脱毛症いわゆる薄毛やはげにはいくつかの種類・タイプがあります。
まずは自分がどのタイプの脱毛症なのかを知ることから始めましょう。
それぞれのタイプには、なぜそのようなはげ方をしたのかという症状に応じた原因があるものです。
自分の脱毛症の種類を知ることは、なぜ自分がはげてしまったのかという原因に繋がります。
そこから自分の症状に合った効果的な育毛対策を見つけていきましょう!

脱毛症・薄毛・はげには大きく次の5種類があります。

  1. 男性型脱毛症(M字はげ・つむじはげ)
  2. 若年性脱毛症(若はげ)
  3. 瀰漫(びまん)性脱毛症(女性型脱毛症)
  4. 脂漏(しろう)性脱毛症
  5. 粃糠(ひこう)性脱毛症

男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症とは成人男性に発症するタイプの薄毛で、AGA(Andoro Genetic Alopecia)と呼ばれるものです。
男性ではげや薄毛と呼ばれる症状の95%はこの男性型脱毛症(AGA)だと言われています。

一般的に30~40代から症状が目立ちはじめ、50代以降になると多くの方に発症します。
加齢と共に髪の毛が細くなり、抜け落ちていき、薄毛が進行していきます。
10代~20代に見られる若はげの多くは、この男性型脱毛症が原因とも言われており、若いうちに発症した場合は別名で「若年性脱毛症」と呼ばれています。

男性型脱毛症(AGA)の特徴として、前頭部からM字型に徐々に進行するタイプとつむじから徐々に薄くなるタイプが最も多いです。

詳細は脱毛の原因で解説していますが、男性型脱毛症(AGA)の主な原因は遺伝と男性ホルモンの影響と言われています。
男性ホルモンに含まれているテストステロンという物質が前頭部と頭頂部の毛根に存在する5α-リダクターゼという酵素と化合するとジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変化します。このジヒドロテストステロン(DHT)が毛乳頭細胞にあるアンドロゲンレセプターという男性ホルモン受容体と結合することで発毛抑制作用が生まれ、毛髪が充分に成長する前に抜け落ちてしまい薄毛を進行させるというわけです。

側頭部と後頭部は男性ホルモンの影響を受けにくいため、この部分からはげることはなく、それ以外の箇所の髪が細く、薄くなるためM字はげやつむじはげに進行します。

M字はげ(M型)

M字はげと呼ばれ、額の両サイドからMの字のように生え際が後退していきます。

つむじはげ(O型)

つむじ(頭頂部)から丸くはげていくタイプのはげでつむじはげと呼ばれたりします。
正面からでは分かりにくく、自分ではなかなか気付かないものです。
知人から指摘されたり、鏡で頭頂部を見て初めて気付くことが多いです。

U型、またはA型

つむじはげの生え際が後退するタイプのはげ方です。
つむじはげと同時になることも多く、日本人に多いはげ方でもあります。

若年性脱毛症(若はげ)

男性型脱毛症(AGA)が通常より早く10代〜20代前半で発症した場合、若年性脱毛症と呼ばれています。
若はげと言われるのもこの若年性脱毛症です。
男性型脱毛症の原因は遺伝が大きな割合を占めますが、若年性脱毛症は過度のストレス、食生活の乱れ、睡眠不足などの影響も大きいと考えられています。

若い頃からはげ始めてしまうため、周囲の目が気になることが多く、神経質になりすぎることでストレスを生む悪循環にも陥りがちです。
若はげの改善は年をとってからよりも、改善の見込みが高いと考えられています。
早めの対策を行うことで、通常のヘアサイクルに戻すことも可能です。
改善方法は男性型脱毛症と同じです。

瀰漫(びまん)性脱毛症(女性型脱毛症)

「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、男性型脱毛症のように局所的なはげや薄毛ではなく、全体的に髪の毛のボリュームがなくなるタイプの脱毛症です。
頭部全体が薄くなっていくもので、特に女性に多く見られるため、「女性型脱毛症」とも呼ばれる脱毛症です。
そして、女性の薄毛の原因の多くはこの症状です。
30代後半から40代にかけて発症する方が多い脱毛症です。

男性型脱毛症とは違い、生え際が後退することはありません。

原因は、ストレス、生活習慣の乱れ、老化、無理なダイエット、過度のヘアケアなどで休止期を迎える毛が増えることが原因と考えられています。
頭皮環境を整える栄養をしっかりと補給し、睡眠をよくとるなど、生活習慣の改善が有効です。
生活を見直すことで比較的短期間で改善すると言われています。

脂漏(しろう)性脱毛症

脂漏性脱毛症は頭皮の皮脂が過剰分泌されることにより、毛穴に脂やフケが詰まり、髪の毛の成長を妨げ、髪の毛が細くなったり抜け落ちてしまうという脱毛症です。

頭皮が脂っぽくギトギトしており、赤っぽく、湿ったフケが多く、かゆみが酷いという特徴があります。こうした症状が当てはまる場合は脂漏性脱毛症と判断しても良いでしょう。

汗をよくかいた日にシャンプーを怠り頭皮を清潔に保たなかったり、洗浄力が強すぎるシャンプーで頭皮の皮脂を必要以上に取りすぎることによる過剰分泌が原因と考えられています。

シャンプーを頭皮用、育毛用に変えて、しっかりとシャンプーして毛穴に詰まった脂を取り除くこと、そして、しっかりと洗い流すことが大切です。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠性脱毛症は乾いたフケが大量に発生する症状で、頭皮アレルギーの一種です。
乾いたフケが毛穴を塞ぎ、細菌を繁殖させて頭皮に炎症を起こし、脱毛する脱毛症です。かゆみを伴うことが多いです。

こちらも刺激の強いシャンプーが原因になることが多く、カラーリングやパーマなどで、習慣的に頭皮にダメージを与えることでも発症しやすいです。
また、過度のストレスでも大量のフケが発生することがあります。
しかし、フケというものは体の新陳代謝の影響なので多かれ少なかれ必ず発生するものです。
あまりにも多い場合は粃糠性脱毛症だと考えても良いですが、素人には判断が難しいため専門医に相談するのが手っ取り早く確実です。

シャンプーを刺激の低いものに変え、正しくシャンプーすることが改善に大切です。
フケを気にして、シャンプーをしすぎたりしないようにしましょう。
また、頻繁なパーマやカラーリングは避けるようにしましょう。


これら5つタイプが主な脱毛症です。
一言ではげや薄毛と言っても様々な種類があることがわかったと思います。
そして、その中の多くが何らかの原因によって発毛サイクルに異常をきたしている場合が多いです。
自分のはげ方や薄毛についてよく理解し、はげ方や薄毛の症状に合った適切な対策を行いましょう!

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